季節に合った食べ物
「旬の食べ物は美味しい」と言いますが、
ただ単に美味しいだけでなく、季節にあった栄養素や効能を持つものが多いです。
例えばキュウリやトマトなどの夏野菜は、体を冷やすのでクールダウン目的でも食べられています。
これと同じようなことが、実はお茶にも言えるんですよ。
私達がよく飲むお茶系飲料には、緑茶・麦茶・紅茶・ほうじ茶などがあり
この中で体を冷やすのは緑茶と麦茶。
緑茶は不発酵茶である上に、カフェインの利尿作用が排尿による体温放出を促します。
麦茶は原料の大麦が体を冷やすため。
ちなみに、夏は麦茶を飲む機会が増えますが、これがとても理に適っているのをご存知でしたか?
麦茶にはカリウムとミネラルが多く含まれ、カリウムは利尿作用、ミネラルは汗で失われたミネラル分の補給になります。
ちなみに、逆に体を温めるのは発酵や焙煎をしたお茶。
つまり、紅茶やほうじ茶などになります。
季節や体調に合わせてお茶を飲み分けるのもいいかもしれませんので、ご参考にしていただけたらと思います。